- お知らせ
- 2017.10.19
テレビ番組用の字幕を制作する、株式会社ジマックスで字幕制作者として活躍する先輩にインタビューをしました!①
テレビ番組用の字幕を制作している会社、株式会社ジマックスで働く本校卒業生に、
字幕制作者の仕事についてインタビューを行いました。
今回は一般の人は入ることができない字幕制作の現場をご紹介します!
Q.仕事のやりがいを教えてください。
A.番組本番中は、出演者によってどんな発言がでるか予測できないので、とても緊張しますが、
本番終了時の達成感はとても清々しいです。
字幕を作っていくのは関連する知識がないとできないことなので、いろいろな番組を担当することで、
自分の世界が広がっていき、とても楽しいです。
この仕事に関わる前はあまり知らなかったのですが、フィギュアスケートをシーズン中ずっと見ていたので、
競技のルールや選手について詳しくなりました。
オリンピックを控えて、また新しい番組を担当していくと思うので、今からとても楽しみです。
Q.仕事の大変な部分を教えてください。
A.先ほども触れましたが、番組中のフリートークはどんな発言が出るか予測できないので、
それに対応できる幅広い知識が必要になります。
しゃべるのが速い方や、聞いたことがない方言の入力などは大変です。
また、スポーツ関連の番組を扱う際には、競技ルールの知識も必要になるので、知らないことを常に勉強していく姿勢が大事です。
これからオリンピックに向けた仕事が増えていくので、新しく勉強していくことが増えていくと思います。
Q.この仕事にはどんな人が向いていると思いますか?
A.まず、テレビが好きな人やパソコンの入力が好きな人は向いています。
また、スポーツや流行りもの、政治などどんな分野でもいいので、好きなことが一つでもあると、
そこから知識を深めてこの仕事に携わっていけると思います。
この仕事は聴覚障害の方に向けてのものなので、福祉に関心がある人もこの分野に向いていると思います。
Q.最後にこの仕事をめざす方にメッセージをお願いします。
A.テレビ地上波の生放送やBS、CSの字幕、また講演会や会議の発言のテキスト配信など、
私たち字幕制作者の活躍する場所は増えてきています。是非、一緒にやってみませんか。