- お知らせ
- 2017.03.28
国家試験、無事合格しました!!!
みなさん、こんにちは、看護科のAGです。
入学から3年間、看護師を目指してひたすら走ってきました。
入学当初は、『褥瘡』なんて読めないし書けないしよく分かんないしで、 新しいことを覚えることで精いっぱいでした。
入院したこともなく、大きなケガもしたこともなく、正直看護師さんってどんなことをしているのか全く分かりませんでした。
1年生の頃は座学ばっかりで、知識としては分かったけど、頭の中で全くつながりませんでした。
実習が増えるにつれて出会う患者さんもたくさんいて、実際を目の当たりにしてから初めてつながることばかりでした。
この3年間で出会った患者さんで、強く記憶に残っている患者さんがいます。
初めてお会いしたときから寝たきりで、日常生活のほぼすべてに介助がいる方でした。
今まで受け持った方はほとんど介助が必要のない方ばかりで、もうどうすればいいのかわからなくなった覚えがあります。
体調の具合もよくない中、私のつたない援助に嫌な顔もせず、お話に付き合ってくれたこともありました。
私が体調を崩し1週間近く休んでしまい、再びお会いしたとき、意識レベルは低く、非常にショックを受けました。
経口摂取も難しくなり、点滴に切り替わりました。
そんな中でも私の援助に反応を示してくれたり、私のことを「看護師見習いさん」と呼んで話しかけてくれたり、ご自身も辛いはずなのに、私のことを気にかけて下さりました。
転院より先に実習が終了してしまい、受け持ちも同時に終了してしまいました。
今でも、あの患者さんにはもっと何かしてあげられたんじゃないか、もっと安楽に援助ができたんじゃないか、と後悔があります。
この後悔をバネにして、これから出会う沢山の患者さんにより良い看護を提供していきたいと思います。